CRISPR
cas inj elepo

受精卵を用いたCRISPR/Cas9による遺伝子改変マウスの作製

 CRISPR/Cas9 を用いた手法では、ES細胞を介した gene targeting に比べ、作製期間が速く費用も安価とはなりますが、一方でgRNA標的配列に類似のゲノム領域を切断するoff-target effectによる予期せぬ変異が起こる可能性があると言われています。 使用するgRNAは標的領域以外の遺伝子領域(exon)への相同性が低い配列を選別しますが、幾つかのoff-target候補サイトをシークエンスで確認するなどの必要が生じる可能性をご留意下さい。
現在のところ、当方ではoff-target候補サイトの解析については対応いたしかねますが、off-target 候補サイトの情報をご提示いたします。

また目的の領域にgRNA配列が設定できない場合は、CRISPR/Cas9では対応できないことをご了承ください。

  deletion largedeletion cko pointmutaion KI  

Deletion

Large Deletion

cKO

Point Mutaion

KI

 

作製の流れ:gRNAのデザインから

contact design gRNAconst inj F0 carryout

gRNAのデザインから当方が行います(オプションでF0マウスのgenotypingも行います)。

F0誕生まで2ヶ月程度

申し込み gRNAデザイン gRNAなど作製 Microinjection F0マウス誕生 F0搬出  

 

作製の流れ:Microinjectionから

contact design inj F0 carryout

gRNAの調整などは依頼者が行います。gRNAの受け取りからF0誕生まで1ヶ月程度

申し込み gRNAデザイン Microinjection F0誕生 F0搬出  

 

作製後の流れ

F1 carryin freezing publish  
F1マウス樹立 F1マウスを送る 凍結保存 論文発表